張代表理事が西日本中国企業連合会人材分会兼人材能力開発協力機構会長に就任
西日本中国企業連合会が「人材部会」設立
中日産業人材協力の新たなプラットフォームを構築
6月20日、西日本中国企業連合会は2025年度会員大会を中国駐大阪総領事館にて開催した。会議には中国駐大阪総領事館の方炜副総領事および景春海参事官が来賓として出席した。
今回の大会では、関志浩氏が引き続き会長に再任されるとともに、「人材部会」と「航空物流部会」の正式な設立が発表された。
なかでも注目を集めたのは、人材部会および中国产業人材能力開発協力機構の設立であり、その初代会長には連合会名誉会長の張俊（チャン・シュン）氏が就任した。
張会長は、「本機構は中日両国の優れた教育・産業・行政の資源を統合し、中国产業労働者の専門技能向上を支援するほか、日本国内における合法的な労働者の権益保護にも注力し、専門性の高い人材交流プラットフォームの構築を目指す」と述べた。
また、来賓の方炜副総領事は連合会のこれまでの取り組みを高く評価し、「新たに発足した人材部会が、中日両国間の経済協力と人材交流の促進において、より一層重要な役割を果たすことを期待している」と述べた。
西日本中国企業連合会は、今後も産学官の連携を通じて中日間の経済交流をさらに深めていく意向を示している。